第一子の育休明け、多くのママが悩む「二人目のタイミングはいつにすれば…?」問題。
私も悩みましたね。
授かりものなので、タイミングをはかることがそもそも難しいのですが…それでもやっぱり「ベストな年齢差は何学年だろう…」と考えてしまいますよね。
育休明けすぐに妊娠したら、「え?また休むの?」って思われそうだし…
でもあんまりきょうだいの年の差が開くと、一緒に遊んでくれないかもしれない…
自分の年齢も気になるしなぁ
この記事では、悩み深き「育休明けの二人目タイミング」について徹底解説します。
周囲のママ友や職場の同僚のケースを踏まえ、
- 2学年差
- 3学年差(我が家のケース)
- 4学年差以上
3パターンのメリット・デメリットを、我が家のケース・そして職場や保育園のママ達のケースも踏まえて「ワーママ視点から」紹介します。
(ワーママで年子のケースはレアかと思うので、今回は最も多そうな3パターンで比較してみます)
この記事を読めば、「2人目は何学年差が良いか」イメージできるようになります。
ちなみに我が家は3学年差!
いろいろバランスが良くて、3歳差にして良かったな~と思う今日この頃です(今のところ…)
目次
育休明け 二人目タイミング【2学年差の場合】
ここからは、それぞれの年齢差ごとに「キャリア面」「育児面」「金銭面」におけるメリット・デメリットを解説していきます。
まずは2学年差の場合から。
- 子育て期間が短いので、フルタイム勤務など再び仕事へコミットできる時期が早くなり、その分早くキャリアを積むことができる
- 「え、復帰したばかりなのにまた産休?」という職場での冷たい視線がつらい
- 1人目の育休復帰後、ちょうど仕事に慣れるか慣れないかというところで妊娠初期を迎えるので、つわり等で精神的にきつい
- 育休明け1年は子供の体調不良で何度も休むことになるが、さらに妊婦健診や自身の体調不良(つわり等)で仕事を休むことになり、有休が無くなる
- 1人目の育休明け、1年程度しか働かないため、大きな仕事の実績がないまま産休に入ることが多い
- 保育園に2人とも送迎する期間が最も長い(最大4年)
- 園や学校の運動会など、同時に済ませられる回数が多い
- おさがりをすぐに使える
- お出かけする場所・遊ぶおもちゃなどのレベル感が近いため、きょうだいの不満が少なくて済む
- きょうだいが一緒に遊んでくれる
- 新生児育児のことなど、記憶があるうちに2人目を育てられる
- 自分の年齢が若いうちに育児を終えられる
- 2人目を妊娠中、まだ上の子が小さいので、つわり中のお世話が大変。抱っこをせがまれることも
- 2人目出生時、上の子が1歳~2歳のため、数年間は育児が壮絶
- 小さい子を2人連れてのお出かけが大変
- イヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なると本当につらい
- 保育園の「2人目半額期間」が長い(最大4年)
- 教育費がかかる期間が短く、老後の資産形成の計画も立てやすい
- チャイルドシート・ハイチェアなど、2人分揃える必要があるグッズも
- 負担の大きい大学の費用が2年間重なる(4年制大学の場合)
こうしてみるとメリットも多い「2学年差」ですが、ワーママ的には「また産休?」と思われてしまうデメリットが最も大きいと感じています。
私と同時期に1人目を出産・職場復帰後、2学年差で出産した後輩がいましたが、正直なところ
こないだ復帰したばかりなのに…もう妊娠?
この状況で色々すごすぎる…鉄のメンタルや…
…と思ったのも事実。
しかし、彼女に話を聞くと
「一度にババッと子育てを終わらせてしまった方が楽」と言っていました。
確かに長い目で見れば、「子育てに注力する期間が短い=子育てが落ち着けば、仕事に専念できる」。
職場の理解がどれだけあるか、また、上の子の性別や性格(どれだけ手がかかる子か)にもよりますが、長期的なキャリアを重視する方にとっては、2歳差育児もアリです。
育休明け 二人目タイミング【3学年差の場合】
続いて、3学年差のケースについて考えてみます。
- 育休復帰後2年ほど働けるので、この間にプロジェクトを成功させるなど、仕事面での実績を残せる
- 仕事復帰からある程度期間が開くので、2人目の妊娠報告もしやすい雰囲気に
- 育児期間は割と長くなるので、長期的なキャリアで見ると若干不利になる
- 妊娠中も上の子が言葉を理解しつつあるので、「お腹に赤ちゃんがいるから抱っこができない」ことなど事情を説明できる
- 上の子がある程度「自分のことは自分で」できるようになっているので、下の子のお世話が楽
- おもちゃや遊びに行く場所のレベル感がそこまで違わないため、下の子が1歳半くらいから一緒に遊ぶことができる
- 高校・大学(もしくは私立中学・高校)の受験タイミングが一緒なので、家族一丸となり頑張れる
- 赤ちゃん返りするケースも多い。ちょうどオムツが外れる頃に赤ちゃん返りで、トイトレが進まない(もしくは戻ってしまう)ことも
- 保育園の「2人目半額期間」がある(最大3年)
- 高校・大学(もしくは私立中学・高校)の入学タイミングが重なるので出費が大きい(塾・予備校代、受験費用、入学金など)
- 新しい便利な育児グッズなどが登場しているので、つい買ってしまう
私も該当しますが、周囲を見ていると「3学年差」で2人目を産んでいるママが一番多い気がします。
上の子が小さくて手がかかるうちは、2人目のことをなかなか考えられない…というのが実情かもしれませんね。
下の子が生まれたとき、長男の赤ちゃん返りはひどいものでした。
その期間は壮絶でしたが、そこを乗り越えればグッと楽になります。
ときどき揉めているけど、4歳後半&1歳後半の今では、2人仲良く遊んでくれていることが多いよ!
結論、3学年差はトータルで見るとワーママにおすすめです。
2学年差、4学年差それぞれの良いところをほどよく取り入れたハイブリッド型、というイメージですね。
「金銭面でのデメリット」でも言及しましたが、3学年差育児の場合、2人同時の受験・入学による瞬間的な費用負担が心配ですよね。
対策として、子供が0歳児のうちから学資保険に入っておく・つみたてNISAを始めておくことをおすすめします。
そもそも、つみたてNISAって何?という方には、この記事がおすすめ。
>>【子供の教育資金形成にも最適】30代からのつみたてNISA~初心者向け・簡単に解説~
育休明け 二人目タイミング【4学年差以上の場合】
最後に、4学年差以上の場合におけるメリット・デメリットについて見ていきます。
- 育休復帰後3年以上働くので、「しっかり働き、実績を残して」2回目の産休に入るイメージ。周囲から不満を持たれにくい
- 上の子の育休復帰後、仕事が軌道に乗ってきたところで再び産休となるため、キャリアが分断される可能性もある
- トータルの育児期間が長くなるため、将来的なキャリア形成を考えると不利になる
- 妊娠中も上の子がきちんと言葉を理解できるので、ママの負担が少ない
- 2~3学年差よりは、赤ちゃん返りの確率が低くなる
- 上の子が下の子の面倒を見てくれる
- 上の子に手がかからない分、下の子のお世話に専念できる
- 親の気持ちに余裕があり、じっくり2人目を育てられる
- そもそも年齢を重ねると妊娠の確率が下がってしまう
- きょうだい同士で対等に遊ぶ機会が少なく、きょうだい愛が育ちにくい
- 子供にお金がかかる時期が分散する
- 保育園の2人目半額期間が短くなってしまう(上の子が小学生になると半額が適用されないケースが多い)
- 教育費がかかる期間が長く、老後の資金形成が大変
私の周りにも「4学年差」以上年が離れているきょうだいを持つママが何人かいます。
「下の子が生まれたときの大変さ」については、年の差が4歳差以上あればグッと楽になるようです。
特に上の子がお姉ちゃんの場合、「小さいママ」になってくれるみたい!
私も年の離れた妹がいるけど、小さい頃は離乳食をあげたり、とにかくお世話が楽しかった思い出が…
また、1人目と2人目の出産の間、しっかり働いた実績がきちんと残るため、職場にも好印象です。
比較的若いうちに1人目を産んだ場合、比較的出産年齢を気にする必要がないので、4学年以上間をあけるケースも多いですね。
一方で、きょうだいでのレベルが違いすぎるため、小さい頃はあまり一緒に遊ぶことがないようです。
「仲の良いきょうだいに育てたい」ママは、2歳差もしくは3歳差での出産をおすすめします。
まとめ 育休明け 二人目タイミングは人それぞれ!個人的には3学年差がベスト
育休明けの二人目タイミングについて、それぞれのメリット・デメリットをワーママ目線で紹介してきました。
私はキャリア面・育児面・金銭面でバランスの取れた3歳差が良かったと感じていますが、考え方は人ぞれぞれ。
もちろん妊娠は授かりものなので、狙いたくてもタイミングをはかることがなかなか難しかったりしますよね。
歳の近いきょうだい・歳の離れたきょうだい、それぞれにメリット・デメリットがあるので、夫婦でもよく話し合ってみてください。
きょうだいが何歳差でも、子供は無条件に可愛い!!
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ぜひ立ち寄ってみてくださいね!