慣らし保育、熱ばかりで全然保育園に行けてない…とお困りのあなたに向けた記事です。
保育園入園、おめでとうございます!
入園式が終わると、翌日から待っているのが「慣らし保育」ですよね。
慣らし保育の考え方は保育園によって異なり、「どの程度の期間慣らし保育を行うのか」についても保育園によって変わってきます。
私の子供の通う保育園では、母親が復帰するタイミングぎりぎりまで「慣らし保育」期間とし、できるだけ母子で過ごすように、と言われました。
そんなわけで、比較的長い間「慣らし保育」をしていたのですが、困ったのが「慣らし保育期間中、子供が熱ばかり出すこと」でした。
息子も娘も、慣らし保育期間中は半分くらい熱で行けず…
特に風邪の症状もなく、保育園の先生からは「知恵熱かな」と言われていました。
保育園に送って行って、家に帰ってきた瞬間に保育園から呼び出しの電話がかかってきたことも…
熱ばかりで全然「慣らし保育」できない!
「慣らし」になってない!!
私のように、慣らし保育期間中、子供が熱ばかり出して困っているママに読んでほしい!と思い、この記事を書きました。
目次
慣らし保育で熱ばかり出すのは、子供もかなりのストレスを感じているから
保育園に入園すると、24時間ママやパパと一緒だった環境が激変しますよね。
そんな環境は子供にとっても、かなりのストレスになるようです。
以下は2018年に「NHK News Up」に掲載された記事の抜粋ですが、私自身かなりの衝撃でした。
内閣府のまとめでは、保育施設に預けられた乳幼児が睡眠中などに突然死亡する「突然死」はおととしまでの10年間に146件報告されています。
このうち事故などのケースを除く43件を、多摩北部医療センター小児科の小保内俊雅部長らの研究グループが分析しました。その結果、全体の30%が預けはじめから1週間以内のごく初期に起きていて、1か月以内に起きた突然死は全体の半数に上っていたのです。
NHK 生活情報ブログ
この要因について研究グループは、「新たな環境への適応困難」が要因になっている可能性を指摘しているとのこと。
小保内部長のコメントは以下の通り。
「子どもは成長とともに新しい環境に順応する力をつけていくが、その経験が少ない3歳未満の子どもにとっては、保護者から離れて1人で保育園に入ることが、想像以上の大きなストレスになっていると考えられる。突然死の半数が起きている預けはじめの1か月については、特に注意が必要だ」
NHK 生活情報ブログ
やはり、預け始めの「慣らし保育」期間は、親が想像する以上に子供には負担になっているようです。
風邪の症状もないのに熱が出る…
これも、子供のストレスのあらわれなのかもしれません。
親としては「早く保育園に慣れてほしい」「慣らし保育期間中に慣れてくれなかったら…私の仕事復帰はどうなるの?」
と、つい考えてしまいますが、入園後1か月は子供の気持ちに寄り添い、少しずつ保育園に慣れていけるよう、焦らずとことんサポートしてあげたいですね。
慣らし保育期間中は親も予定を詰め込まず、ゆったり過ごそう
慣らし保育期間中、子供が保育園に行っている間に、いろいろ予定を詰め込もうとしていませんか?
これは私の反省でもあるのですが、子供と24時間一緒の時はなかなかできなかった「家の大掃除・片付け」「通勤服の買い物」「ママ友と最後のランチ」「整体やマッサージ」など、慣らし保育期間中にやろうと思っていたことがたくさんありました。
実際に慣らし保育が始まったら、子供が熱を出してばかりだったこともあり、予定はほとんどキャンセルに…
やりたかった家の片付けや買い物も、ほとんどできずにがっかりした記憶があります。
最初から予定を詰め込まず、子供にじっくり付き合う!と決めていた方が良かったのかな、と今となっては反省しています。
全部自分でやる!と意気込まず、人の手を借りることも検討してみてください。
家事代行サービスは特におすすめですよ。
慣らし保育期間中、親子でストレスと上手に付き合う方法
慣らし保育期間中は親子ともにストレスが溜まりますよね。
何を隠そう、私も息子(第一子)の慣らし保育期間中は、息子のことが心配で全くご飯が食べられず…。
ストレスからか口の中が口内炎だらけになりました(汗)
24時間、子供と一緒にいた生活から一変するわけですから、多少なりともストレスを感じるのは当然のこと。
親子のストレスを少しでも軽減する方法を紹介します。
慣らし保育から帰ってきたら、いつも以上にスキンシップを心がけましょう。
「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されて、ストレスが軽減するのは有名な話ですね。
また、アロマオイルの力を借りるのもおすすめ。
我が家の息子は「新しい環境」が苦手で、ストレスを感じやすいのですが、そんなときは「カモミールローマン」のアロマが良いようです。
子供にも使える精油で、不安・ストレスを感じているときに心を休ませてくれる効果があります。
アロマの先生に教えてもらったよ
あわせて、元気をくれる柑橘系(マンダリン・オレンジなど)のアロマを使うのもおすすめ。
マンダリンは「情緒不安定さが見られる小さなお子さんにも効果がある」そうです。
アロマオイルは値段が安いものはあまり効果が期待できないそう。
きちんと精油100%のものを選ぶようにしましょう。
アロマテラピーは気軽に試せるのが魅力。
ティッシュに1~2滴アロマオイルを垂らして、部屋に置いておくだけでも◎!
私が参考にしているアロマテラピーの教科書はこちらです。
前述したとおり、慣らし保育期間中に「やること」を増やさないのが大切。
結局ほとんどできずに終わります…
最低限やること、例えば自分の病院や市役所での手続き等にとどめるのが無難です。
慣らし保育で子供が保育園に行っている間、もし時間があればヨガをおすすめします。
予約を入れたり、家から出るのが大変なこともあるので、オンラインやDVDを観ながらやっても良いですね。
ヨガでは自分の呼吸や動きに集中することで、「子供は保育園で寂しがっていないかな」という心配や「あれもこれもやらなきゃ」という思いから心が解放され、リフレッシュできます。
緊張で凝り固まった体も気持ちよく伸びて、とってもおすすめです。
今なら、なんと100円で30日間ヨガ受け放題とのこと。
慣らし保育期間中にぜひトライしてみてください!
まとめ~慣らし保育で熱を出すのは当たり前!焦らずゆっくり慣れていこう~
慣らし保育で熱が出る理由や、親子のストレスを軽減する方法について紹介してきました。
早く保育園に慣れてもらいたい!と焦る気持ちは分かりますが、1~2か月経てば、必ず保育園に慣れる日が来ます。
3か月も経てば、急いでお迎えに行っても遊びに夢中で帰りたがらないほど、保育園が大好きになっていますよ。
安心してください。
慣らし保育期間中は焦らず、無理をさせ過ぎず、なるべく子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。
子供のストレスはもちろん、ママのストレスを軽減させてあげることも忘れないでくださいね。
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