時短勤務は迷惑…と言わせないためのノウハウ記事です。
時短勤務制度は2012年から、全ての企業に義務付けられています。
最近では時短勤務を選択するワーママが増えてきました。
今回の記事では、丸3年以上時短勤務で働いているうなぎママが
- 時短勤務のメリット・デメリット
- 時短勤務で肩身が狭いときの対処法
- 時短勤務でも周囲から評価される働き方
について解説します!
時短勤務かフルタイムか迷っている人、そして
「周りから迷惑って思われたらどうしよう…」
「結果が出せるのか自信がない…」
と悩んでいる方に、参考になる記事になっています。

目次
うなぎママが時短勤務している理由【通勤時間が長いから】
わたくしうなぎママは、都内企業の正社員として時短勤務しています。
時短勤務している理由はただ一つ。
勤務先が遠く、物理的にフルタイム勤務できないのです…

子供を産む前はわりと仕事漬けの日々だったよ
できるなら勤務時間は延ばしたい派だけど
やっぱり子供との時間も大切…!!
私の勤める会社は古い体質で、フレックス勤務やテレワーク、在宅勤務等が一切認められていません。
仮にフルタイム勤務した場合、保育園のお迎えが20時近くになってしまいます(さすがに無理ゲー)
そのため、現在は7時間の時短勤務をしており、保育園のお迎えは18時頃です。
時短勤務を3年続けて分かったメリット・デメリット
時短勤務を3年続けてみて感じたメリット・デメリット(あくまで私のケース)は以下のとおり。
- 子供と一緒に夕ご飯が食べられる。プライベートを大事にできる
- 急いで帰れば子供の病院にもギリギリ間に合う
- 時間が決まっていることで仕事に集中できる。必然的に業務効率がアップする
- 時短勤務によりお給料ダウン(時短している分だけ引かれる)
- 時短勤務により評価されず、昇進試験が受けられない
- 突発的な仕事が発生した際など、時間内に仕事が終わらないことがある
- 夕方以降の会議・ミーティング・研修などに参加できない
- 上司や同僚とのコミュニケーションが物理的に少なく、疎外感を感じることも

あらためて書き出してみたら、デメリットばっかりや…
特にデメリットに感じているのは「給料が安い」「昇進しない」ことでしょうか…
役職はどんどん後輩に追い越され、まさに文字通りのマミートラックをひた走っています。
時短勤務は迷惑?わがまま?扱いにくい?
肩身が狭いときの対処法
肩身が狭いときの対処法

さらに追い打ちをかけるようなことを言いますが、世の中には一定数…
「時短勤務は迷惑」「甘えてる」「こっちにしわ寄せが来る」
と思う人がいるのも事実。
実際に、「ウートピ」で2016年に実施されたアンケートでは、「同僚に時短勤務されるのは正直迷惑である」43%
という、ワーママにとってはショッキングな結果も出ています。

この手の情報はネット検索するといろいろ出てくるけど、見ないのが正解だよ
実際に私も3年間時短ワーママを続けてきて、何度も肩身の狭い思いをしてきました。
でも大事なのは、「自分の気の持ちよう」なんです。
「周り(他人)」はなかなか変えられませんが、「自分」は今日から変えられます!
ワーママをしていると、仕事も家事も育児も、どれも中途半端でストレスが溜まる…そんな経験をすると思います。
- 仕事で成果を出したい、周囲に認められたい
- たまには同僚や上司とも飲みに行きたい
- 子供との時間も大事にしたい
- ご飯はなるべく手作り、掃除も行き届いた家にしたい
しかし、これらをすべて両立することは不可能です。
まずは、自分の中で「一番大事にしたい」優先順位をはっきりさせましょう。

うなぎママの優先順位は
1 子供(家族)
2 仕事
3 家事
だよ!
仕事は割り切り、家事は手を抜いてます!
優先順位を決めると気持ちが楽になるよ
よく言われることですが、仕事と違い、子供のママはあなただけ。
もちろん、そんなことは周囲に言えないですが、いつも心に秘めて、
気持ちを強く持ちたいですね!!
「時短勤務のデメリット」にも記載の通り、私の勤めている会社では時短勤務の待遇が良くありません。
私はこの事実を隠さず、さりげなく周囲に伝えることで、「時短勤務はズルい」と思わせないようにしています。

時短勤務だとお給料、新入社員並みだよ~
と愚痴にならない程度にさらっと話したり…
意外とみんな、他人に興味がないので、自分から話さないと誤解されていることもあるよ
(時短でもフルタイムと変わらない給料がもらえる、という謎の誤解をしている人も)
家族にも、職場の上司・同僚・後輩にも、両親や義両親にも…
誰にも文句を言われないのは無理です。
つまり、ワーママに八方美人は無理。
それくらいワーママって大変なんです。

私も、保育園の持ち物を忘れたり
書類を出し忘れたり…ダメダメママです…
家事も苦手だしね
誰かに何かを言われても、自分を責めないでくださいね。
ワーママとして生きると決めた以上、「割り切り」は必須スキルです。
年齢とともに「割り切り」スキルは磨かれていきますよ!

さて、「自分の気の持ちよう」を変える準備はできたかな?
そうはいっても、周りに迷惑かけたくない…
「使えないやつ」「お荷物」と思われたくない…
そんなあなたのために、時短勤務でも評価される働き方を紹介します!
「時短勤務=迷惑・扱いにくい」と言わせない!
時短勤務でも周りから評価される働き方【5か条】
時短勤務でも周りから評価される働き方【5か条】

世間からは冷たい目で見られることも多い時短勤務ワーママ。
でも、なるべくなら陰口なんてたたかれたくないですよね…?
自分の気持ちを強く持ったうえで、「時短勤務でも周りから評価される」明日から使えるテクニックを5つ、紹介します!
周りの「仕事できる」人と比較しても辛いので、まずは過去の自分(=出産前の自分)と比較して、3倍くらいのスピードで仕事することを心がけましょう!
振り返れば、出産前の私は世間話だったり、企画書の細かなデザインにこだわったり、どうでもいいことに時間を費やしていた気がします。
時短ワーママデビューしてからは、とにかく仕事の効率化を考えるように。
無駄な時間をなくし、優先順位をつけて集中して取り組めば、過去の自分×3倍くらいのスピードは簡単に実現します!
仕事効率化の本を読むのもオススメ◎
ショートカットキーの活用などは即効性があるので、ぜひお試しあれ!
誰にでも多かれ少なかれ「自分の得意分野」がありますよね。
そこまで頑張らなくても、ちゃちゃっと人並み以上に出来る能力。
ワーママはその能力を出し惜しみせず、人のために使いましょう!!
私の場合は、パワポで企画書を作るのが人より得意なので、自分の担当外の仕事であっても頼まれれば引き受けます。
「得意なこと=短時間で完成度の高いものが作れる(できる)」ので、かけた時間・労力以上に相手に感謝されるオススメのやり方です。
さらに大事なポイント。
時短といえど、たまには余裕がある日、ありますよね。
そんなときは周囲に声をかけて、雑用でも手伝いができないか聞いてみましょう。
特にオススメなのは、後輩の大量コピー等の単純作業を手伝うこと。
なかなか先輩が雑用を手伝ってくれることはないので、後輩から感謝されます!
そして、いざという時、困った時、後輩が進んで助けてくれるようになるんです。
上司との関係性で一番大事なのは、「都度相談しながら納期より前倒しで提出すること」。

なかなか難しいよね…コレ
自戒の念も込めて書いてます
自分の解釈で100%出来上がったものを提出するより、6割くらいの完成度で一度、上司に方向性を確認するのがおすすめです(結果、手戻りがなく時間の短縮になる)
小さい子供がいるワーママは、いつ子供の体調不良で休むか分かりません。
そのため、納期より前倒しで仕事を進め、コミュニケーションを密にして上司を安心させておくことが重要。
急に休むことになっても慌てずに済みます。
時短勤務中は残業ができず、職場の飲み会にもなかなか参加できないため、物理的にコミュニケーションをとる時間が少なくなってしまいますね。
職場の噂、ゴシップネタなど、情報に疎くなりますね…疎外感。

噂話に花を咲かせても仕方ないし、割り切るのがポイント!
その分、ランチタイムや移動時間などは、上司・同僚とたくさん会話して、コミュニケーションを図りましょう!
仕事の進捗状況や、子供の状況(保育園で感染症が流行っているなど)を共有しておくことで、急なお休みをもらう際も引き継ぎがスムーズだったり、理解してもらいやすかったりして良いことづくめです。
まとめ ~時短勤務=迷惑じゃない!胸を張ろう~

時短勤務でも、周りから評価される働き方について紹介してきました。
私もこれまで、急な休みや早退で、会社の同僚や上司にはかなり迷惑をかけてきましたし、たくさん助けてもらいました。
もしかしたら、私の知らないところで「あいつは使えない」と思われているかも…と悩んだ時期もありました。
でも、私の一番優先したい大事なものは「家族」。
会社のことを気にしすぎて悩む暇はないんです!!
職場では感謝を忘れず、自分の持てるパフォーマンスを最大限発揮し貢献する。
家に帰ったら、仕事のことは忘れて子供と向き合う。
時短ワーママ3年目にして、ようやくそんな働き方ができるようになりました。
ワーママをしていると、仕事のこと、子供のこと、どれもこれも中途半端で悩むことが多いです。
でも、これだけは言いたい!!
時短だろうが、残業無しで定時上がりだろうが、ワーママは全員、ものすごく頑張ってる!

普段、全然誰からも褒められないよね
むしろ、全方位に謝ってばかり…
でも、働きながら子供を育てているママはそれだけで、みんな偉い!!
誰が何を言おうと偉いよ!!!
これからも「うなぎママのブログ」では、ワーママに役立つ情報をたくさんお届けしていく予定です!
一緒に頑張りましょう~!!!
